予備校選びのチェックポイントとは?東進MSGさんに聞いてみた
予備校といっても大手から中小のところまでさまざまな選択肢があげられます。
多くの選択肢があることから、どのような基準で選んだらいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこで予備校選びにおけるチェックポイントを把握し、1つずつ整理しながら自分と相性の良い環境を探っていくのも1つの手です。
説明会
実際に選ぶうえで判断基準の1つとなるのが、説明会になります。
3月から4月ごろにかけて順次開催されているので、複数の説明会に参加することでどのような環境のところがあるのか幅広く情報を集められます。
候補が絞れていない方は、複数のところに参加して、資料を集めるだけでもどのような環境があるのか把握し、自分と相性の良いところを探すための下準備を進めることが可能です。
これから受験までの間に学習する場所を選ぶ
また予備校選びで忘れてはいけないのが、これから受験までの間に学習する場所を選ぶという点です。
1年間という限られた時間を有効的に使うことで、合格へと近づきやすくなります。
ですが学習環境が悪いと、合格から遠ざかってしまう可能性もあります。
実際に通って学習するといっても、どのようなスタイルを求めるかは人によって異なります。
予習重視型や復習重視型、さらには問題演習重視型も見られます。
自分に合った学習スタイルの環境を選んで、受験までの限られた期間を有意義に使えるようにしましょう。
通学環境
学習環境選びで忘れられがちなのが、通学環境になります。
特に毎日通うことを考えている場合、自宅から予備校までの距離がある場合には、通学だけで時間がかかってしまいます。
ある程度の距離であれば、気分転換にもなるかもしれません。
できる限り内見をしたうえで判断する
実際に通う場合には、1日の多くの時間を過ごす場所を選ぶということでもあります。
特に浪人生の場合には、生活の中心となる場所の選択です。
自分にとってより良い環境を選ぶためにも、できる限り内見をしたうえで判断することが大切です。
パンフレットやホームページで自習室などの設備の写真が掲載されていても、実際に見るとイメージが異なることもあります。
内見したうえで、設備面に問題がないかしっかりと確認するようにしましょう。
自習室
設備面をチェックする際に、特に確認しておくべき点の1つが自習室です。
授業がない時間帯は、自習室を利用したいと考えている方も多くいます。
しかし自習室のスペースが狭くて、利用したくても利用できない、個別ブースがなく集中できないというようなケースも見られます。
集中して長時間勉強できる環境なのか、事前に自習室の設備を確認しておくことも必要です。
ほかにも昼食をとれる場所や荷物置き場など、細かい点も含めて確認することで安心して過ごせる環境かチェックできます。
どのくらいの料金がかかるのか
環境選びで忘れてはいけないチェックポイントの1つが、どのくらいの料金がかかるのかという点です。
料金の問題を考える場合、トータルの金額でチェックするようにしましょう。
最初からすべての料金が含まれているオールインワン型もあれば、必要な講座や講習会の料金を支払うオプション追加型も見られます。
サービスを最大限に利用したいならオールインワン型、必要な講座だけ受講したいならオプション追加型を選ぶというように自分の状況に合わせて判断することが大切です。
また実際に必要となる料金は、同じような講座内容でも利用する環境ごとに違いが見られます。
料金が高い=質が高いとは限らないので、講座や講師の質なども含めて総合的に判断するようにしましょう。
評判や口コミも考慮したうえで、料金の問題を考えていくこともポイントの1つです。
サービスの質が高いのか
より良い環境を選ぶためのチェックポイントの1つが、サービスの質が高いのかという点です。
例えば受験勉強を進めていくうえで、わからない部分が出てきたらどのような対応がしてもらえるのでしょうか。
講師に気軽に質問できる環境が整っていれば、安心して受験勉強を進められます。
質問がしにくい雰囲気だと、学習が効率よく進められないかもしれません。
質問対応スペースの雰囲気や評判などを参考にしながら、質問対応などのサービスの質を含めて確認していく必要があります。
長期休暇の対応も含めて確認
ほかにも長期休暇の対応も含めて確認することが必要です。
特に受験生にとって、冬は受験直前の追い込みをする大切なシーズンです。
追い込みのためにも、年末年始の予備校の開校予定なども確認しておきましょう。
まとめ
このように予備校選びにおいては、さまざまなチェックポイントが存在しています。
自分がどのような形で利用したいのかという点を考えたうえで、相性の良い環境を探っていくようにしましょう。
選択肢で迷ったときには、比較しながら自分に合った環境を探っていくのもポイントの1つです。