臨床試験のメリットとデメリットは?
臨床試験のボランティアに参加することのメリット・デメリットは一体どのようなことでしょうか。
【メリット】
・人とは違う一風変わった体験ができる
厳密に時間管理をされ、荷物を取り上げられて過ごすという稀有な体験ができます。
しかも、一日に何度も血を抜かれたりと、ちょっとしたドキドキ感を味わうことができます。
詳細は話せないにせよ、臨床試験ボランティアに参加したことがあるというのは、飲み会などの話題にも持って来いでしょう。
・専門の医師から綿密なメディカルチェックを受けられる
検査前や検査中には、しっかりと体調や健康管理をしてもらえます。
自分の健康と向き合う良いきっかけにもなるのではないでしょうか。
・今悩んでいる病気に対して、最新の薬が試せる可能性がある
臨床試験には、健康な方が受けるものと、実際にその病気で苦しんでいる方が受けるものがあります。
後者の場合は、当然、症状が改善する可能性もあります。臨床試験の間は、万全のサポート体制の元、無料で治療を受けることができるのです。
・負担軽減費がもらえる
臨床試験ボランティアは、給与は出ません。
しかし、その代わりに、新薬の開発のために協力することで起こる負担を軽減させるためという名目でお金がもらえます。
これは、明確に書かれていない場合が多いものの、かなり高額で、お金を目的に参加する人も多いと思われます
【デメリット】
・狭き門
健康体でないと駄目であったり、該当疾患以外の部分は健康でないと駄目であったりします。
そのため、事前検査で不適合とされる応募者も多く、特に泊まりの長期案件などはなかなか参加することができません。
・拘束される
一定期間、持ち物や時間を管理され、多くの人の中で過ごす必要があります。
こうしたことがストレスになる人には向かないでしょう。
・副作用が出る場合もある
薬ですから、当然副作用が出ることもあります。
当然、きちんとサポートしてもらえますが、余計な薬を飲むなんて絶対に怖い、という人もいるでしょう。
最終更新日 2025年7月7日 by boomsabotage