薬事申請のお仕事の難しさ
どのようなお仕事にもそれぞれ難しいポイントがあるものです。
そのポイントをしっかりとおさえる事が出来るかどうか。
これによってお仕事そのものの全体像ですとか、あるいは自分自身の性格への影響等、「仕事」との付き合い方も見えてくるのですが、薬事申請のお仕事の難しい点はどのような点なのかといえば、「ミスが許されない」という点です。
薬事申請の相手は厚生労働省になります。
行政に申請する事になりますので、書類に不備があれば、間違っても申請が通るような事はありません。
業種によってはそのような時、「泣き落とし」ではないですが、何とかなる事もありますが、薬事申請に関してはそのような事は一切通用しません。
不備があるのであれば、しっかりと用意して再び申請するだけです。
行政側からすれば、基準を満たしていないものはもちろんですが、書類がしっかりと揃えられていないようなものを認める必要はないのです。
言ってしまえば認めようが認めまいが行政側にとっては特に影響がないのです。
揃っていれば申請を受理し、不備があれば受理しない。
ただこれだけなのです。そもそも役所の事務仕事は感情論が介在するものではありませんので、薬事申請に於いても不備があれば認めないですし、書類が揃っていれば認める。
これだけの単純な話です。
そのため、薬事申請のお仕事はミスが許されません。不備があれば認められないのです。
また、不備のおかげで薬事申請が認められないとなると、そのおかげで業務そのものに支障をきたす事にもなりかねません。
本来であれば業務を始めるべき日のために薬事申請を行ったものの、不備のおかげで業務を始める日に使う事が出来ない。
これでは認可されないだけではなく、業務そのものにすら支障をきたす事になってしまうのですから、薬事申請のお仕事が如何に大切なものかが解るはずです。
ミスが許される仕事がそうある訳ではないのですが、薬事申請に関してはミスが直接いろいろな影響を及ぼすのです。
業務内容 医療機器製造業・製造販売業について|薬事許可申請(医療機器・化粧品)・INCI) マキ行政法務事務所
最終更新日 2025年7月7日 by boomsabotage