キッチンや水回りで気を付けるべきポイント

家全体をリフォームする場合、キッチンを疎かにしてはいけません。

家のどの部分が重要なのかは、人によって異なりますよね。

家族が一緒に過ごせるリビングや一日の疲れをとる浴室を重視する人も多いでしょう。

しかし、人間が生きていくために欠かせないことは食事です。

その食事を作る場所は非常に重要であるといえるでしょう。


出典元:キッチンリフォーム

それではキッチンのリフォームでは何を重視すべきでしょうか。

やはり重要なのは、将来を考えておくことです。

リフォームした時点では良くても、数年後には使いにくくなる可能性があるからです。

たとえば家電製品に注目してみるとよいでしょう。

電子レンジや冷蔵庫、オーブンなど調理用の家電製品が多くありますよね。

一度リフォームをすると、もうキッチン自体を大きく変えることはないかもしれません。

しかし、これらの家電製品を買い替えることはありえます。

経年劣化によって使えなくなることもありますし、子供が誕生した場合などは一回り大きなサイズのものに変更することもあります。

そのため、新婚夫婦は特に注意しておいた方がよいといえます。

すぐに買い替えることはなくても、いずれその機会がやってくると予想されるからです。

そのときになって、新しい家電製品を置くスペースがないと分かってもどうしようもありません。

そのため将来、一回り大きな家電製品を置いても大丈夫なのか、十分検討しておくことが重要なのです。

リフォームによってシステムキッチンを導入する家が増えています。

(参考)
2017年売れ筋[人気]システムキッチンランキング

スタイリッシュで使いやすいので魅力を感じる人が多いのです。

しかし先述のようにサイズに関してしっかり配慮しておかないと、後で後悔することになるかもしれません。

なぜならシステムキッチンはあらかじめ全体のサイズが決まっていることが多いからです。

効率やデザイン性を上げるために、一体化している場合が多いのです。

そのため後から部分的にサイズの調整を行うなど、柔軟な変更は望めないケースがあります。

■都市ガスかプロパンガスかの確認も

住宅は新築して十数年も経過すると、あちことが傷んだり設備機器類が古くなりリフォームが必要になってきます。

特に水廻りであるキッチンは新しい製品の使い勝手の良さやデザインの良さで、奥様のリフォーム人気の上位にあります。

そこでキッチンのリフォームを行う場合のポイントを考えてみましょう。

まず現状のキッチンの改善したいところを書き出してみます。

例えば流し台をシステムキッチンに取り換えたいとか壁のタイルをパネルに張り替えたとか書き出してみます。

書き出した項目に優先順位をつけて、予算と照らし合わせてどこまでできるかをまず確認しておきましょう。

流し台などの設備機器類は各メーカーのショールームに現物を確認に行き、希望する製品やオプションなどを実際に見たり使ったりして選ぶようにしましょう。

この時出来ればコンロ台やシンクの並びは既存の流し台と同じにすると、今まで自然と習慣となっている導線通りに動けるので違和感がなくスムーズに使えます。

また流し台の高さや吊り棚などの高さや使い勝手も確認して、身長や体形に合った製品にするようにしましょう。

そしてコンロもガスにする場合は都市ガスかプロパンガスかの確認もしてゆくと良いでしょう。

内装のリフォームまで行う場合は、汚れにくく不燃の材料を選ぶようにしましょう。

壁や床は油汚れがする事を前提に、油汚れをしても洗剤などで簡単に掃除が出来る材料を選ぶようにしましょう。

キッチンリフォームで忘れてならない事は、そのスペースをどれぐらい取るかという事です。

現在は一人で料理をしているので一人で動けるスペースでよいと思っていても、子供が大きくなって一緒に料理をしたりする場合には窮屈な状態になります。

将来の家族構成の変化も考えてリフォームをしておくと、家族の絆や楽しさがありより良い家族関係が生まれるでしょう。

これからのキッチンリフォームは奥様の使い勝手の良さは当然の事、家族全員で料理を楽しめるような造りも考えると良いでしょう。

最終更新日 2025年7月7日 by boomsabotage