不動産投資のメリットとポイント
⒈宮内としひでが考える不動産投資
不動産投資は数ある投資方法の1つで、安定した収入を長期的に得られる可能性があります。
賃貸物件であれば、借り主は数年単位で契約するのが一般的ですから、継続的な収入が見込めるというわけです。
収入に影響する賃料は、短期間で何度も下げることはないので、そういった点においても魅力が大きいといえます。
空室というリスクはありますが、空室を減らす取り組みを行うことによって、安定収入のメリットが手に入ります。
本業を持っている現役の人であれば、資産を投入して副収入が得られる、これもまた不動産投資の魅力です。
人はいずれ定年退職を迎えたり、現役を引退して年金頼りとなりますから、その前に収入を増やしておくのは賢明です。
ただ、現役中に蓄えた資産を老後に投資することも可能なので、そういう意味では優れた柔軟性があります。
年金代わりに不動産投資をする人も、今では決して珍しくありませんし、年金の不足分を補う目的で投資を始めている人もいます。
所得税が増えて困っている場合は、節税を目的とした所得税対策の一環として、不動産に資産を投入するのもありです。
不動産収入は、減価償却費とローンの金利などが経費になるので、大幅な節税に期待することができます。
⒉節税を進めたい人におすすめ
固定資産税に都市計画税も経費で引かれますから、節税を進めたい人にとって朗報でしょう。
仮に赤字になったとしても、損益通算で節税効果が得られるので、その点も見逃せないポイントとなります。
ローンで不動産を購入する場合は、万が一に備えて死亡保険の代わりとして使えます。
これは、ローンの残債が保険金から支払われるのが理由で、大きなメリットと捉えられます。
相続問題に悩んでいる人も、不動産は相続税対策に有効な投資方法となり得るはずです。
というのも、株券や債権などは時価評価されますが、不動産は路線価で評価されますから、その差が節税に結び付きます。
路線価は実勢価格の80%程度になるので、株などを相続するよりもお得です。
政府が取り組むインフレ政策を考えても、不動産投資は理想的で有力な候補となります。
インフレは物の価格を引き上げますが、建物も例外ではないですし、今後上昇していく可能性があります。
家賃価格を引き上げて収入を増やしたり、売却を行いキャピタルゲインを得ることも可能なので、インフレ時代の不動産は魅力的です。
⒊空室のリスクや老朽化といった問題
物件はやはり現物投資ですから、将来家族と一緒に住んでも良いということです。
住み方の自由度が高められるので、そんな観点からも検討の余地は十分にあるといえるでしょう。
しかし、収入の為に経営を行う必要がある以上は、空室のリスクや老朽化といった懸念材料も無視できないです。
空室は、一度入居者が決まってしまえばしばらく心配無用ですが、長期的に空いたままだとリスクが高まります。
この問題点に関しては、いわゆるサブリースを選択することで回避可能です。
一方、老朽化は空室と密接に関係していて、建物の傷みが入居希望者の心理に影響します。
例え空室であっても、時間が経てば経時的に老朽化は進むので、必要に応じてメンテナンスをしたいものです。
入居者がいるほど傷みは早く、空室でも何時かはメンテナンスが不可欠になりますから、計画を立てて修繕費用を確保することが大事です。
ローンを利用して購入する時は、当然ながら金利のリスクがありますし、仮に上昇してしまえば支払の負担が増加します。
その為、借入期間はなるべく短く設定しておき、万が一の事態が発生しても影響が小さくなるように配慮しましょう。
⒋不動産価格が低下してしまうリスクも存在する
不動産投資は、不要になった時に売却できるのが魅力ですが、必ずしもそうとは限らないのが懸念材料です。
不動産に限らず、ものの売買には買い手が必要不可欠ですし、市場の動向によって希望価格で売却できないケースも発生します。
入居者が付かず空室を作るのも問題ですが、売却時に買い手が付かないのもネックですから、できるかぎり吟味して、売りやすい建物を選ぶことが大切です。
勿論、日本経済の状況や建物の老朽化によって、不動産価格が低下してしまうリスクも存在します。
付加価値を付けて引き上げることもできますが、大きく下落した物件の価格を戻すのは難しいので、こちらもやはり優良不動産を見付けるのがベストです。
不動産投資にはデメリットがあるものの、メリットも多く収入を増やすチャンスが存在するので、比較的人気の投資先となっています。
経営の経験がある人なら、その知識やテクニックが活かせますし、新たな経営の挑戦として純粋に楽しむこともできます。
株やFXと同じ感覚では投資できませんが、それでも違った魅力と長期収入のチャンスがあるのは事実です。
メリットよりもデメリットが気になり、リスクに関する不安を排除できないのであれば、不動産の投資信託を選ぶ方法も選べます。
リスクの軽減や税金の優遇もあって、難しそうな投資がわりと現実的になりますから、このタイプも含めて不動産の投資を検討してみるのが良いと宮内としひでも言及しています。
出典:宮内としひで(toshihide miyauchi) officialsite ビジネス成功のゴールデンルール
最終更新日 2025年7月7日 by boomsabotage