川中商事のLED事業

LED照明はメリットの多い新たな照明器具であるため多くの人が導入に走っていますが、実際にはメリットばかりあるわけではありません。

どのような物でも一長一短あるように、LED照明にも短所と言える部分があります。

ではどういった短所があるのかと言うと、まず注意したいのが「直流電流で動作する」ということです。

一般的な白熱電球は交流電流、一般的なコンセントから取れる電気で動作するのですが、LEDは直流電流で点灯する仕組みになっています。

そのため家庭の電球ソケットの形式によっては取り付けられないことがありますから、もしそうした場合はソケットごとの交換が必要になりますからかなりの費用がかかります。

また「電球として見た時の導入コストが高い」ということもデメリットと言えるでしょう。

尤も最近ではかなり価格が落ちてきましたし長時間使えることを考えると白熱電球よりも最終的には経済的なのですが、自宅の電球全てをLEDに変えるとなるとそれなりに費用がかかることになります。

次いで「製品ごとの色にばらつきがある」こともデメリットです。

これはLED電球を製造する過程によって発生する問題で、全く同じ製品であっても色に微妙なばらつきがあるため購入した商品によっては本来期待していた色が出ないことがあります。

状態が非常に悪いようであれば交換してもらうこともできるでしょうが、基本的に製造によるばらつきがあるために多少のリスクがあることは覚悟していなくてはなりません。

こうした特徴があるためにLED照明は導入する場所をしっかり考えて導入する必要があります。

例えばリビングなどのように長時間電気を点ける空間であればランニングコストの安さがあるため効果的と言えますが、トイレや洗面台のように一日一時間も電気を点灯させないような場所であれば白熱電球でも良いケースが多いです。

新しいものは良いものだというように考えてしまいがちですが、実際には適材適所を心掛けて選ぶことが重要なのです。

出典:川中商事 2ch

最終更新日 2025年7月7日 by boomsabotage